dbt Cloudでジョブの成功・失敗・中止の通知設定をしてみた~メール編~ #dbt
さがらです。
dbt Cloudでは、CLI版のdbt Coreと異なりジョブスケジューリング機能があります。
その上で、ジョブの成功・失敗・中止のときに通知してくれる機能もあります。
本ブログでは、ジョブに関する通知設定をEmailで行う方法についてまとめてみます。
通知設定方法
大きく、2つ方法があります。
各ユーザーがそれぞれに指定する
各ユーザーの「Profile」を開き、「Notifications」を押します。
画面右上のEDITボタンを押してNotificationsの編集画面に移ります。
各ジョブで、通知が必要な項目にチェックを入れます。チェックボックスは左から、「SUCCEEDS(成功)」「FAILS(失敗)」「IS CANCELLED(中止)」を意味しています。設定後、右上のSaveを押せば完了です!
ちなみに、通知設定を一括で削除することも可能です。同じNotificationsの画面の一番下に「Unsubscribe from all email notifications」というボタンがありますので、こちらを押せばOKです。
Account Admin権限を持つユーザーが設定する
Enterprise版でのAccount Adminに該当する権限を持つユーザーであれば、対象のdbt CloudのAccount Settingsから、どのジョブの通知をどのユーザーに送るか、という設定を行うことも可能です。 (Team版ではOwner権限があれば出来るかも…?環境がなく未検証です…)
まず、画面左上のメニューバーから「Account Settings」を開きます。
続いて、Notificationsを押します。
画面右上のEDITボタンを押してNotificationsの編集画面に移ります。
まず、設定対象のユーザーを選択します。一番上の「Notifications for user...」を押すと、どのユーザーに対する通知設定を行うか、ユーザーを選択できます。
ユーザー選択後は、上述の各ユーザーが設定する方法と同じです。チェックボックスは左から、「SUCCEEDS(成功)」「FAILS(失敗)」「IS CANCELLED(中止)」を意味しています。設定後、右上のSaveを押せば完了です!
どんな通知が届くのか
ジョブの成功時 ※SUCCEEDSが有効
ジョブの成功時には、completed successfully!
と書かれたメールが届きます。
ジョブの失敗時 ※FAILSが有効
ジョブの失敗時には、どのコマンドでエラーが発生したのか書かれた上でメールが届きます。
ジョブのキャンセル時 ※IS CANCELLEDが有効
ジョブのキャンセル時は、シンプルにwas cancelled
とだけ書かれたメールが届きます。
最後に
dbt Cloudを導入するメリットの一つとして、ジョブスケジューラが標準で備わっている、ということが挙げられると思います。
ジョブスケジューラとして通知関係はやはり必須ですので、メールに関しては特に違和感なく使えそうで安心しました。 dbt Cloudをご利用の方は通知設定をしていきましょう!